防災コラム
- お知らせ
- 2025/02/12
2月に入り寒波が押し寄せておりますが、体調は崩されていないでしょうか。
冬の寒さが厳しくなると、水道管の凍結によるトラブルが増えます。特に気温がマイナス4℃以下になると、水道管が凍結しやすくなり、破裂のリスクも高まります。今回は、水道管の凍結を防ぐ方法と、凍結してしまった際の対処法についてご紹介します。
水道管の凍結を防ぐ方法
- 水道管を保温する
屋外に露出している水道管や、北側の壁沿いに設置されている管は特に凍結しやすいため、保温材(市販の保温チューブやタオル)を巻きつけましょう。 - 水を少し流し続ける
水を少量流し続けることで、凍結を防ぐことができます。特に夜間や冷え込む日の前には、蛇口をわずかに開け、細く水を流しておくのが効果的です。 - 元栓を閉めて水抜きをする
長期間家を空ける場合は、水道の元栓を閉めて水抜きをしておくと、凍結や破裂を防げます。特に寒冷地では、この方法が推奨されています。
水道管が凍結してしまった場合の対処法
- 自然解凍を待つ
気温が上がると自然に解凍することがあります。特に日中の気温が上がる場合は、しばらく様子を見ましょう。 - ぬるま湯をかける
凍結している部分に、タオルを巻いてから40℃程度のぬるま湯をゆっくりかけると解凍しやすくなります。熱湯をかけると急激な温度変化で水道管が破裂する恐れがあるため、注意が必要です。 - ドライヤーやヒーターを使う
水道管が露出している場合は、ドライヤーや電気ヒーターで温める方法も効果的です。ただし、火を使うストーブなどは危険なので避けましょう。 - 業者に相談する
自分で対処しても解決しない場合は、水道業者に相談するのが安心です。特に、水道管が破裂している場合はすぐに修理を依頼しましょう。
冬の寒さに備え、事前に対策を講じておくことで、水道管の凍結によるトラブルを防ぐことができます。万が一凍結してしまった場合も、慌てずに適切な方法で解決しましょう。