交通安全コラム
- お知らせ
- 2025/05/29
今回は、最近よく聞く飲酒運転についてご紹介します。
飲酒運転には、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の違いがわかりますか?
- 酒気帯び運転…呼気中のアルコール量が0.15mg/L以上の状態で運転
- 酒酔い運転…呼気中のアルコール量に関係なく、飲酒で正常な運転ができない状態で運転
飲酒運転では、ドライバー本人だけでなく酒類の提供者・車両の提供者・同乗者も罰則の対象です。
アルコールの分解時間
アルコールの分解時間は、ビール500mlで5時間が目安とされていますが、
分解能力は、性別・年齢・体重・体質・体調などで異なりますので、あくまで目安として
考えないといけません。
「一晩寝れば大丈夫」という考えも禁物です。睡眠中はアルコールの分解速度が遅くなります。そのため目安時間を過ぎて朝になっても、アルコールが抜けているとは限りません。
またアルコールの分解時間は飲酒量に比例して長くなります。例えばビールのロング缶(500ml)を3本飲んだ場合、分解には半日以上かかると考えましょう。
アルコールを早く抜く方法
アルコールの分解時間を早める方法はありません。
アルコールの分解には、水分やビタミンCが必要なので、充分に水を摂取しましょう。
飲酒後の運動やサウナで発汗を促そうとされる方もいますが、逆効果になります。飲酒後の体調によっては、脱水症状を起こす場合もあるのでやめましょう。
アルコールを摂取する場合は、その後の移動手段に車を運転しなくても構わない場合に
飲酒されることをお勧めいたします。