交通コラム
- お知らせ
- 2025/09/25
夕暮れが早まる季節、ライトの“早め点灯”が命を守る
秋が深まるにつれて、日没の時間はどんどん早まり交通事故が増加する傾向にあります。
そんなリスクを軽減するのが、「ヘッドライトの早め点灯」です。以下の3つのポイントを挙げてみました。
1. 薄暗い時間帯は“見えにくく・見られにくい
日没直前の薄暗い時間帯は、歩行者や自転車、暗い色の服を着た人などの視認性が大幅に低下しています。ライトを早めに点けることで、自分の視界を確保できるだけでなく、周囲に「ここに車がいる」と存在を知らせることができます。
2. オートライトに頼りきらず、“手動”点灯を意識
最近の車にはオートライト機能が備わっていますが、センサーの感度によっては、まだ点灯しないこともあります。「早めの点灯」はドライバー自身の判断によって行う意識が大切です。目安としては、周囲の車のライトが点き始めたら、自分も点けるタイミングと考えると良いでしょう。
3. “見えたつもり”が招く重大事故
都市部でも街灯の届かない場所や、住宅街の交差点などでは、歩行者を見落とす危険性が高まります。「見えているはず」ではなく、「見落としているかもしれない」という心構えと、ライト点灯による早期発見が、命を守る行動に直結します。
「まだ明るいから」とライトを点けるのをためらうのではなく、「念のために点けておこう」という判断が、安全運転の第一歩です。早め点灯は、自分の安全だけでなく、周囲の人の命を守る行動でもあります。